自己破産にかかる費用はどのくらい?

2018/11/21
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自己破産にかかる費用はどのくらい?

 

  1. 自己破産をして借金から解放されたいけれど、高額な費用がかかるのではないか?

 

費用のことが心配で自己破産に踏み切れない方もいらっしゃいます。今回は自己破産をするとどのくらい費用がかかるのか、債務整理を得意とする司法書士が解説いたします。

 

1.自己破産の着手金と実費

自己破産をするときには、①裁判所に納める「実費」と②司法書士や弁護士に支払う「報酬(司法書士費用、弁護士費用)」がかかります。

また自己破産には「同時廃止」と「管財事件」という2種類の手続きがあり、それぞれかかる費用が異なります。

 

1-1.同時廃止の場合

同時廃止の場合、実費は以下の通りです。

  1. 印紙代1500
  2. 予納金1万円あまり
  3. 郵便切手数千円

合計2万円程度

 

専門家の報酬は、2030万円程度です。

 

1-2.管財事件の場合

管財事件の場合、実費は以下の通りです。

  1. 印紙代1500
  2. 管財予納金 最低20万円(各地の裁判所の運用とケースによって異なります。50万円程度かかることもあります)
  3. 予納金1万円あまり
  4. 郵便切手数千円

合計22万円以上(50万円を超えるケースもあります)

 

専門家の報酬は、2540万円程度が相場です。

 

2.当事務所の場合の自己破産の費用

実費はどこの事務所に依頼しても同じです。

当事務所の場合、同時廃止と管財事件を特に分けず一律で報酬金25万円として、債権者が5社を超えると1社について2万円を追加しています。

 

自己破産の費用を用意しにくい場合には、可能な限り柔軟に対応しております。借金問題を抱えているなら、一人で悩まずに専門家にご相談ください。