借金の借り換え(おまとめローン)はどこまで有効?

2018/10/19
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借金の借り換え(おまとめローン)はどこまで有効?

 

借金がかさんでくると、いわゆる借金の借り換え(おまとめローン)によって対応しようとする方がおられます。

借金を一本化すると、本当に借金問題を解決できるのでしょうか?

今回は、借金のおまとめローンの有効性について考えてみましょう。

 

1,借金をまとめるメリット

そもそも借金を一本化する目的は何なのでしょうか?借り換えのメリットをみてみましょう。

借金を一本化すると、複数の借金が1つになるので、借入状況を管理しやすくなることがもっとも大きなメリットです。

これまでたくさんの借入先があり、どこからどのような借入があって、どのくらい借金があるのかわからなくなっていた方でも、一本化したら借金の残高や返済予定を理解できて、支払いを継続しやすくなります。

また、借り換えによって以前の借金よりも利率が下がるケースもありますし、返済期間が延びることによって月々の支払い額も抑えられる可能性があります。

おまとめローンを利用すると、「これなら返済を継続していけるかも」と考える方がおられるのも事実です。

 

2.借り換えのデメリット

しかし、借金の一本化(借り換え)にはデメリットやリスクも多く存在します。

具体的には以下のような問題です。

  1. 支払い利息が高額になり、支払い総額が上がる
  2. 以前の借入先から借金して借入が倍増してしまう
  3. 担保付きのローンを利用してしまう

 

このようなリスクがあるため、おまとめローンを利用したせいで、以前より状況が悪化してしまう方もおられます。

具体的にどういった状況になるのかについては、次回の記事でご説明いたします。