個人民事再生によって給与差押えを止める方法

2018/07/22
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個人民事再生によって給与差押えを止める方法

 

毎月の給料を差し押さえられると生活が苦しくなってしまいますが、個人民事再生をすると給与差押えを止めることができます。具体的にどのようにして差押を止められるのか、また一給料を受け取れるのかも確認しておきましょう。

 

1.個人再生の申立後、強制執行中止の申立をする

個人再生によって給与差し押さえを中止するためには、まずは個人再生を申し立てなければなりません。申立をすると、「強制執行中止命令の申立」ができるようになります。これが認められると、給与差し押さえなどの強制執行が中止されて、差押えを止めることができます。ただし、強制執行の中止が認められるためには、差押えを止めないと生活に困窮するなど、中止を必要とする事情が必要となります。

強制執行中止命令が出たら、裁判所による命令書を差押え決定した裁判所に提出すると、そのときから給与差し押さえが止まります。

 

2.個人再生手続き開始決定によって中止される       

仮に強制執行中止命令の申立が認められなかったとしても、「個人再生手続き開始決定」が下りると、給与差し押さえは自然に中止されます。この場合、個人再生手続き開始決定書を差押え決定した裁判所に提出すると、給与差し押さえが止まります。

ただし、個人再生を申し立ててもすぐに個人再生手続き開始決定が出るとは限りません。数週間かかるケースもあるので、このような時間的な問題を考えると、給与差し押さえを受けたら、とにかく早めに個人再生を申し立てることが重要となります。

 

以上のように、給与差し押さえを受けているときには個人再生が有効な対処方法となります。借金を滞納してお困りの場合には、お早めに司法書士までご相談下さい。