弁護士事務所が借金返済を請求してくるケース

2018/07/02
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弁護士事務所が借金返済を請求してくるケース

 

クレジットカードや携帯電話代などを滞納していると、突然弁護士事務所(法律事務所)から債権回収受託の通知書や督促状などが届くケースがあります。

どうして弁護士事務所が督促をしてくるのでしょうか?

以下でその理由と対処方法をご紹介します。

 

1・弁護士が債権回収の委託を受けている

三菱UFJニコスやJCBなどのクレジットカード、KDDIなどの携帯電話代を滞納していると、法律事務所から督促状が届くケースがありますが、どうして弁護士事務所から借入などしていないのに、督促状が送られてくるのでしょうか?

それは、弁護士が貸金業者や携帯電話会社から「債権回収」の委託を受けているからです。

貸付金や電話代の請求権は「債権」ですが、債権は、債務者がきちんと支払わないと焦げ付いてしまいます。

そのようなとき、自力で回収しようとすると労力がかかりすぎるので、他に委託することを「債権回収の委託」と言います。

法律上、報酬をもらって債権回収を受託して良いのは、弁護士のみ(140万円以下であれば認定司法書士も可能)とされているので、借金返済をしていないと、債権者が弁護士に債権回収を委託することがあります。それで、受託した弁護士が債務者に一括請求してくる、という流れです。

 

2.弁護士事務所から通知が届いたときの対処方法

弁護士が債権回収を受託したときには、借金滞納してから長期が経過していることが多く、当然厳しい対応をとられる可能性が高いです。放っておくと裁判をされて財産や給料を差し押さえられるケースもあります。

そのようなとき、適切な方法で債務整理をすれば借金を減免してもらって困難な状況を解決することができます。借金返済を滞納して督促を受けているなら、お早めに司法書士までご相談下さい。