借金返済を放置するとどうなる?
カードローンやクレジットカード、消費者金融など、借金してしまったときに支払いができなくなったら、その後どのような流れで督促されるのでしょうか?
以下では、借金返済を放置しているとどうなるのか、流れを追ってご説明します。
1.借金返済を滞納したときの一般的な流れ
借金の支払いを滞納すると、一般的には以下のような流れで督促が勧められます。
電話で督促される
郵便が届く
内容証明郵便が届く
裁判される
差押をされる
2.電話で督促される
借金返済を滞納すると、支払い予定日の翌日から1週間以内に債権者から電話がかかってくることが多いです。かかってくる電話番号は、カード会社やサラ金に登録している電話番号です。たとえば自分の携帯電話を登録していたら携帯にかかってきますし、自宅の番号を登録していたら自宅にかかってきます。
3.郵便が届く
電話に出なかったり電話がかかってきても放置していたりしていると、次に自宅宛に督促書が届きます。借入先の業者により、業者名が書かれているケースと書かれていないケースがあります。
4.内容証明郵便が届く
滞納して2~3か月程度が経過すると、内容証明郵便によって請求書が送られてきます。
このときには、借金残額の一括請求をされますし、遅延損害金も加算されています。
5.裁判される
内容証明郵便が届いても無視していると、裁判をされてしまいます。支払いをしていないのですから、和解しない限り判決が下されて、支払い命令が出ます。
6.差押えをされる
判決が降りてもその内容に従った支払いをしないと、債権者によって財産や給料を差し押さえられてしまいます。
以上のように、借金を返済せずに放置していると最終的に差押などを受けて大きな不利益が及ぶことになります。そうなる前に、債務整理を進めて解決しましょう。