個人民事再生の注意点~その1~
個人民事再生をすると、借金返済額を大幅に減額できますし、住宅ローンがある場合には家を守りながら他の借金だけを減らせる「住宅ローン特則」もあり、メリットが大きい方法です。
個人民事再生をする際には注意すべき事項があるので、以下で順番にみていきましょう。
1.ブラックリスト状態になる
以前、任意整理の注意点について解説したときに「ブラックリスト状態」について説明しましたが、個人民事再生をした場合にも同じようにブラックリスト状態になります。
https://jikohasan-soudan.net/blog/20180526-500/
そこで、個人民事再生をすると、手続き後一切のローンやクレジットカードを利用できなくなってしまいます。また、個人民事再生の場合、任意整理よりもブラックリスト状態が長くなり、銀行ローンの場合には手続き後10年程度、利用できなくなってしまう可能性があります。
2.手続きが厳格で複雑
個人民事再生は、「民事再生法」という法律にもとづいた、裁判所を利用する手続きです。必要書類も多く、手続きや要件も厳格なので、債務者にかかる負担が大きくなります。
申立前に非常に多種の書類を集めないといけませんし、申立後も裁判所からさまざまなことを照会されたり、書類提出を要求されたりします。
適式な手続きに従って進めていかないと、最終的に「再生計画認可決定」が認められず、借金が減額されない可能性が高まります。
債務者の方が自分で取り組むと、失敗のリスクが高くなるので、司法書士に依頼する必要性が高い債務整理手続きと言えます。
次回にも引き続いて個人民事再生する際の注意点をご紹介していきます。